2020年に起こった悲劇

ark B
Dec 22, 2020

それは突然に

あらB Advent Calendar 2020 22日目

急な腹痛

今まさに急な腹痛に襲われている。ツラい。しかし、毎日何かしらポストしていかなきゃならんので、今回はこうした2020年に起こった悲劇を手短にまとめておこうと思う。

ドイツ出張で買ったばかりのスマホの画面を割る

2020年2月に2週間強仕事でドイツに出張していた。1月半ばに上司から「来月からドイツ出張ね」と言われ慌てて準備を進めた。ちょうどスマホのバッテリーの持ちも悪くなっていたので買い替えを検討したのだが、スマホが届いたのが出張前日で、スマホの落としたとき用のカバーもフィルムも何も買う時間がなかった。

たかだか2週間なので気をつければ問題ないでしょと出張に新品ピカピカのスマホを持っていったが、同僚と街の教会観光をしていたときに悲劇は起こった。教会の何かしらの説明文がドイツ語で読めず、ここは新しいスマホの Google Lens 機能で説明文のテキストを自動翻訳しようと思った矢先新品同然のスマホが手のひらからツルッと落ちて、ツルツルだった画面に大きくヒビが入ってしまった。

帰国後画面修理のお店に持ち込んだが、端末代の半分くらいの相場で懐が痛かった。海外出張で貰った手当の半分くらい持っていかれた。

ベランダで育てていた春菊を鳥に食べられ、糞撒き散らされる

2019年から継続していた趣味としてベランダ菜園がある。冬にも育てられる比較的育てるのが簡単な作物?として春菊を植えてもうあとはすき焼きにでも入れて食べようと思えるところまで育っていたある日の朝、悲劇は起こった。

いつものように水やりにベランダを見たらあんなにわさわさ育っていた春菊がゴッソリ消えていたのである。春菊の植わっていたプランターをよく見ると齧られたような跡があり、さらに周囲に白と茶色の混ざった鳥の糞が撒き散らされていた。過去ベランダで鳥の糞被害を受けたことはなく、今回育てた春菊が鳥を呼び寄せる形となってしまったようだった。

鳥に糞を撒き散らす学習をさせてはいけないと思って、慌てて食い散らかされた春菊は廃棄し、風でキラキラ光る鳥よけを設置した。一応それ以来鳥の糞はベランダで観測されることはなくなった。

マイクラのバグで Mojangの米国のサポートとバトル

マイクラに Realms という月額有償で利用できる機能があり、自分がその機能に課金して使い始めたタイミングにバグで使えないという期間があった。

早速マイクラの開発元である Mojang という会社のツイッターにバグってんだけどどうなってんの?とリプを飛ばしたところ、それは返金対象なのでこちらのフォームで本国米国のサポートに連絡してネ!と返事がきたそこから2週間くらい Mojang 米国サポートとのメールのやり取りの末、こちらの主張する額の一部を返金してもらえた。

しかし、その2週間くらい毎晩時差で深夜にサポートから返事が来るのだが、どの返事も的を外していたり、こちらでバグと課金を証明するための資料を揃える必要があったり(しかも、なぜか Mojang は証拠資料は jpg, png のような画像ファイルしかセキュリティ上受け取ることができないらしく最初 pdf でその手の証拠を送っていたが受け取ってもらえなかったりした)、バグが修正された報告を受けた後もすぐ使えるようになったわけではなくて、一度端末からマイクラをアンインストールして再度インストールし直す必要があったり(しかもそうした操作が必要という点は一言も言わずに修正されたからそれ以降は返金対象ではないとだけ連絡してくるみたいな)、全体的に米国 Mojang のサポート対応はポンコツだと感じることが多く(グローバルスタンダードなのかもしれないが)ストレスフルだった。

たかだが開発元の責任で課金後有償機能が使えなくなったので2500円くらいの額を返金してくれ程度の至極当然な願いに2週間それなりのリソースをかけてようやく対応してもらえたという話なのだが、これを悲劇と言わずして何というのかという感じだった。

Google Store の間違いで本来請求されることのないスマホ端末代10万円以上の請求が届いた件

Google Store で2月に買ったスマホが10月頃にかなりの頻度で急にモバイル回線に繋がらなくなるという不具合を起こしていた。

早速 Google Store サポートに問い合わせて、サポートから指示された端末の OS をファクトリーリセットしたり、SIM 差し替えたりとそれなりに面倒な確認を2回くらい1週間以上くらいかけて実施したが結局改善しなかった。

で、ようやく1年以内の故障による端末交換という話になったが、一つ交換の条件として、旧端末が Google 指定場所に届いたことを確認できなかった場合(返送忘れ)やこちらの故障申告や確認した内容が嘘だった場合の保険として、10万円以上の端末代丸々を一時的にベットする形での交換となるが良いか?という連絡を受けた。

ユーザー側としては不利っちゃ不利だが、故障しているのは明らかに事実だったので、OK を出してちゃんと返送先の宛先も何度も確認した上で早々に故障端末を指定場所に送って、更に心配だったため Google Store サポートの担当者に追加質問で正しく届いたかどうか確認するためにはどうすれば良いかを聞き、その言われた確認方法でちゃんと届いていそうなことまで確認を取った。

そして1ヵ月が経ったある日、悲劇が起こった。Google Store から機械的なメール文面で 10万円以上の額を引き落としました(理由は「期日以内に端末が返送されていないため」とあった)と届いたのである。アレだけ2重に確認してまさかそんなはずはないと慌てて Google Store サポートに電話をかけると、向こうの履歴にもこちらの手厚い確認履歴が残っているし、郵便局の発行している番号にも正しく届いていると WEBの履歴も残っていたため、急いで10万円の請求の正誤を確認して連絡するという返事だった。

結局、その日の夕方 Google Store から 「Google Store 側のシステムの手違いにより今回のような請求が勝手に走って精算処理が行われていたため、慌てて人の手で返金処理をしました」という報告を受けた。そこでようやく安堵することができた。しかし、こちらに100%落ち度なく Google 側の手違いで10万円請求されたこと自体はまさしく悲劇に違いあるまい。

おわり

基本的にじぶんは運は良い方だと思っている。それでも悲劇は悲劇として起こるものである。悲劇と遭遇した時、どう対処するかというのは結構そのヒトの個性が出るような印象がある。

じぶんは比較的真っ向勝負で解決しようとすることが多い。それによってトラブル対応力も十二分に養われている気もしている。ただ、もう少し軽やかにかわしていけるような身の振り方も覚えたいと思ったりもする。

来年の課題の一つである。

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ark B

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