2020年新しく聴ききったポッドキャスト

あらB アドベントカレンダー 18日目

配信されている全てのエピソードを追い切れたポッドキャストのことを指す。ここ2年くらい私自身、色々なポッドキャストを聴いており、2018年、2019年と聴いたポッドキャストのまとめを書いている(下記)。今回はその2020年度版といったところである。

聴ききったポッドキャストに限定したのは、ポッドキャストごとに話数の多い少ないあれど、なんだかんだ遡ってまで聴いちゃうポッドキャストとお試しで数話聴いてまぁいいかなと思ったり過去回が多いなと感じたりするポッドキャストの濃淡があると感じたためである。

ここでは敢えてお試しで軽く聴いたものは紹介せず、2020年それなりに腰を据えてついつい(まんまと)聴ききってしまったポッドキャストを紹介してみようと思う。

“Web編集者、ブロガーとして人気の2人が話すポッドキャスト番組。日常に役立つ面白ネタなど。みんなにオススメの内容になっています。” というドングリFM です。40代男性2人で話すポッドキャストで、1回あたり10分くらいなので聴きやすい。

声が低くてライターで都内の美味しいお店とかに詳しい narumiさんと声が高くて(良い意味で)若干サイコパス味のある流行などへの感度が高いなつめぐさんの2人がキャッキャウフフする様子が流れてくる。

女性人気が高いのもなんとなく伺えるポッドキャストだが、たまーに(ホントにたまーに)めちゃめちゃ良い話をする回があり、個人的にはたまに来る良い話回目当てで聴いているようなところがある(当たりハズレが大きいのがついつい聴いてしまった要因だろうか)。

いくつか好きな回を貼っておくのでぜひ(どれも良い)。ちなみにドングリFM は 全662話(2020年12月18日現在)あり、今から全話聴くのは数ヶ月かかる(聴き応え満載👍)。

“クリエイティブが輝ける組織をエンジニアリングする番組” が CEO.FM である。@tchikuba さんというエンジニアの方がレギュラー1人で配信している番組で1回10分程度。フィボナッチ数回にゲストを招いて30分くらい話す回もたまにある。

CEO.FM の CEO とは、最高責任者の肩書のことではなく、C(Creative)E(Engineering)O(Organization:組織)の頭文字を合わせた略称であり、別にベンチャーとかの CEO のおじさんがやってるようなチャラい(これは偏見だが)番組ではない点、要注意だ。

CEO.FM の凄いところはまず毎日欠かさず配信しているという点である。2020年の1月24日から一念発起して初めて最初から毎日欠かさず配信すると宣言して、かつ本当にそれを達成しようとしていて(2020年12月18日現在330話)、ホントにそれだけで気合とガッツと時間と労力とセルフマネジメントが行き届いていないとできないことだなと頭が下がる。

しかも1話1話の内容も毎日配信しているとは思えないくらい組織や仕事における重めなテーマが多い。例えば「優秀な人と仕事したいと考えるのは選民思想的なのか」「コンテキストによって裏表があると信用にかかわる」「クリエイティブなものの完成とは何か」などがある。

最近は「これアイスブレイクなんですけど…」と最近の興味とか出来事を話す時間も1–2分あるが、全然アイスブレイクにならない真面目な話だった回も結構あってその点はツッコミ待ちなのかな(笑)

これだけ濃いコンテンツをどうやって毎日生み出してるのかなと思ったら「毎日2時間から3時間ポッドキャストのためにインプットする時間を確保し、話すことをアウトプットした上で推敲したものをポッドキャストとして話している」という話をされていて、ひとえに継続と努力の賜物であり、本気度合いがヒシヒシと伝わってくる。

なんでここまで大変なことあえて無償で毎日しているのかという問への答えはポッドキャスト全話聴くとなんとなく伝わってきて、「過去の凄惨な職場環境や上司とのエピソード、父親が障害持ちで仕事をリタイアした後社会的に何も求められていない状況になっているエピソード、貧しかった幼少時代のエピソード、ご自身が鬱になって何ヶ月か何もできず悶々と過ごしてた時のエピソードなどなど、めちゃめちゃ重い話をしつつ、クリエイティブとは、エンジニアリングとは、組織とはを一つ一つ問い直して、どうか昔の惨憺たるじぶんやその周囲を必死に救いだそうとしているのではないか」という強い意志が感じられる。

もちろん、最近は本当に軽いエピソードもそれなりに配慮して入れられているので毎回しんどいエピソードというわけではないが、365日配信を目標にしているだけあって配信者自身の全てをさらけ出すくらいの勢いがある回も存在する。一番濃い印象を受けたのがスタートして最初の10話〜50話あたりで(全体的にトーンが暗く重かったりする)、それ以後はもう少し公共に配慮した明るい話題や仕事で勉強になる話といった味付けもされていったように感じている。

その意味では最新話から遡って聴いていくのが心構え的にはオススメである(いきなり最初から聴くと心がしんどくなる人もいるかもしれないので)。以下オススメエピソードをいくつか紹介しておく。

“Interaxion [ˌɪntəˈrækʃən] は物理やテクノロジーなどについてゆるく話すポッドキャスト” が Interaxion である。個人的に元々知り合いの部品さんが阪大時代の後輩 oka さんに誘われて出演した2020年3月初エピソードが Twitter にそれとなく部品キャスト(陰でマラキャスト)などと呼ばれながら流れてきたのが聴くきっかけとなった。

知り合いがポッドキャストに出演しているのを聴くのは初めてで、部品さんの茶目っ気たっぷりな話しぶりは相変わらずで、知り合いがいろんなコンテンツ(物理、カメラ、旅行、ポッドキャスト etc.)の話をしている様子を聴くというのもなかなか面白いなと思った記憶がある。

その後、私自身も熱狂的な Rebuild ファン枠でふんわりと出演させていただき、好きなポッドキャスト Rebuild の特にコレというエピソードを紹介するというめちゃめちゃニッチな内容の回にしてしまったが(反省)、好きなポッドキャストについて好きなだけ話せてとても楽しかった(感謝👏)。

もちろん部品さんの回だけでなく、時系列的に全話楽しく聴かせえていただいているので、個人的に好きな回(部品さんと自分の回除く)の好きな話を選んで挙げてみようと思う。

3話イシダさんゲストの回後半のいちご農家のリアルな話

5話ピージェイさんの日本語学校で教えているとつい気になってしまう日本語の話

9話ブカさんのイグノーベル賞、大学時代の部品さんへの揶揄、VTuber の話

10話カソクキセンパイのTwitterバズ活、自転車旅行の川での入浴、Blenderイイゾ、入国審査官になるインディーゲームの話

あたりがオススメエピソードである(もちろん、他のエピソードもどれも面白かったのでオススメである👍)

2020年は COVID-19 の影響で家にいる時間や散歩している時間が多かったため、色々なポッドキャストを広く深く聴くことができた。今回はどっぷり聴いたポッドキャストをメインで紹介したが、また別の回にでもあっさり聴いたポッドキャスト(こちらもそれなりの数ある)も紹介したいと思う。

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