幼少(たぶん3歳くらい)の頃の記憶で「この世はなんて退屈なんだ」と思っていた時期があった。毎朝起きて朝食を食べてNHKの教育テレビをみて終わったら大体9時か10時くらい、そのあともう大体やること無くなって積み木で遊んだり近所の子供に「あーそーぼー」と声をかけに行き(以下略)という無限ループで子供ながら「毎日同じようなことをぐるぐると延々に繰り返してなんて退屈なんだ」と思っていた。好奇心に満ち溢れた子供ではなく日々の繰り返しに退屈を感じていた子供だった。
退屈との戦い方
退屈と戦うのにも色々と方法があることが分かってきた。そのいくつかをブレインストーミング的に雑に紹介する。(異論は認める)
寝よう
寝ている間は意識がないので退屈を感じない。エキサイティングな夢をみられたら起きた直後もわくわくして退屈とは思わないだろう。
新しいことをしよう
些細なことでもいいのでこれまでやったことのない新しいことをすると退屈ではなくなる。同じことの繰り返しによる既視感が退屈を招き入れる。新しいことをし続けよう。新しいことをすると失敗することもあるが、ハズレくじや地雷を踏むことを恐れずトライすると良い。
日常をハックしよう
日常的にルーチンで繰り返しやらなくてはならないことの自動化・効率化は退屈な時間が少なくする。繰り返し作業をなくす外注することで退屈な時間を減らしてくれる。
好きなことをしよう
やりたくないことはやめて好きなことをしよう。どうしてもやりたくない作業もやり方を工夫したり視点を変えれば好きなことに寄せれば退屈さを軽減できるかもしれない。
好きな人と会おう
自分にとって面白いと思える人と会う時間は退屈しない。自分とは違った考え方、視点を聞こう。きっと退屈と戦うヒントになる。
レッテルを剥がそう
人にも物にもレッテルを貼って評価とか意味を固定しようとすると途端に退屈になる。あの人はこういう人だと知ってるけど、もしかしたら違った一面もあるかもしれない。レッテルを剥がしてよく観察すること。それ自体は退屈ではないだろう。
ぼーっとしよう
あまりに周りから入る情報が多いと無意識的に情報を遮断して頭に内容が入ってこなくなる。するとどんなに面白い話や景色が目の前に飛び込んできても退屈としか思わなくなるだろう。そんな時はぼーっとして頭をからっぽにしよう。飽きてくると内面で色々アイデアが出てくることだろう。
そして退屈は続く
生きてる限りは退屈は続く。退屈との戦い方(うまい付き合い方)は人それぞれあると思うが、一つでも手段は多い方が良い。もっと良い方法があればぜひ教えてほしい。